《人気献立レシピ》
「鮭そぼろ」
鮭フレーク、鮭茶漬け、鮭そぼろなど同種の料理はたくさんありますが、普通に考えるなら塩鮭をほぐしたものを想像します。しかし、この献立はさすがは給食こんだて!鮭のほぐし身に野菜がたくさん入っているふりかけです。とてもご飯がすすむ献立で、いちごちゃんたちからもお代わりのリクエストがあるほどです。普段野菜が苦手な子も鮭と出汁の旨味で、とても喜んで食べていました。ご家庭でもこの鮭そぼろの威力を是非お試し下さい。塩鮭を使用せずに生鮭を使用しているところから、塩分の摂りすぎ防止にも一役かっています。塩味のみで食すのではなく、出汁などの香りや風味で食べられる一品です。
〈材料〉大人4人分
生鮭‥‥‥250g程度
↑新潟切りか角切り
玉ねぎ‥‥‥中1/2個
↑粗みじん切り
人参‥‥‥中1/3個
↑粗みじん切り
干し椎茸‥‥‥3枚
↑水で戻してからみじん切り
しょうが‥‥‥小1片
↑すりおろす
青菜‥‥‥50g程度
↑塩で茹でてからみじん切り
炒め油‥‥‥少々
椎茸の戻し汁‥‥‥適宜
みりん‥‥‥小さじ2
しょう油‥‥大さじ1〜2
〈作り方〉
1.青菜は塩を入れた湯で茹でて水にとり、よく絞ってからみじん切りにする。切ってからも水を良く絞る。
2.生鮭は骨と皮を取り除いてから、油をしいて炒める。炒めながら身をほぐし、小骨をとる。
3.鮭がほぐれたら、野菜を全部入れて炒める。
4.出汁(椎茸の戻し汁)と調味料を加えて汁気がなくなるまでよく炒めてできあがり。仕上げに青菜を入れましょう。
※調理のポイント
前述のとおり、普通想像するに鮭のそぼろと言えば塩鮭を焼いてほぐして作るものだと思ってましたが、今回の献立にびっくりしました。そして思った以上のおいしさにさらにびっくり!鮭の旨味としょうがの香りと椎茸の出汁がよくマッチして、ご飯がすすむオススメの献立です。生鮭を使うので、炒めながらほぐすのですが、気になる小骨は炒めながらでも除くことができると思います。仕上がりは、水分が適当に抜けた状態で、あくまでそぼろですからカラカラにはしないで、ウエットタイプのふりかけの状態にして下さい。園長個人的には、キングサーモンを使用し炒め油を使用せず(鮭の脂のみで)に作ってみたいと思ってます。胡麻も合うと思うので、炒め油にごま油を使用するのもまた風味が良くなるかと思います。野菜や出汁の量は適宜調節して、子どもたちに野菜をたくさん食べてもらいましょう。大人用には柚子皮や七味を加えてもおいしいかと思います。目から鱗の一品でした!