《人気献立レシピ》
「カツ丼」
給食参観で提供した際には、大変ご好評をいただきました。是非おうちでもお試し下さい。
※新潟にお住まいの方以外の方がご覧になっているかもしれないので「カツ丼」について説明させていただきますが、新潟のカツ丼は、揚げたてのヒレカツを甘塩っぱい醤油タレにくぐしてから、ご飯にのせるスタイルなんです。玉子でとじたりしないのが、新潟流です。
調理の際は、揚げ油などに十分ご注意下さい。平成22年度秋より保育園ではパン粉に米粉パン粉を使用してグレードアップを図りました。
〈材料〉 大人4人分
豚ヒレ肉‥‥‥‥8切れ
塩こしょう‥‥‥少々
清酒‥‥‥‥‥‥少々
小麦粉‥‥‥‥‥適宜
生玉子‥‥‥‥‥1個
パン粉‥‥‥‥‥適宜
揚げ油‥鍋に合わせて
〈タレ〉
醤油‥‥‥大さじ4強
清酒‥‥‥‥大さじ3
みりん‥‥‥大さじ2
砂糖‥‥‥‥‥約40g
水‥‥‥‥‥‥‥適宜
1.はじめにタレを作っておきます。材料を鍋に合わせ入れ、沸騰させます。水の量は味を見ながら調節して下さい。また、お好みにより砂糖、みりん、醤油の量を調節します。タレに揚がったカツをくぐらせますので、ある程度の量は作った方が良いでしょう。その際は分量を調節して下さい。
2.鍋に揚げ油を注ぎ、火にかけてあたためておきます(過熱にはご注意下さい)。豚ヒレ肉は、酒で揉み平に伸ばし、塩こしょうで下味を付けます。それを小麦粉、とき玉子を付けパン粉にまぶし整形します。170℃程度に熱した油で揚げます。
3.タレは鍋のままあたためておきます。揚がったカツは油を切って、極力熱いうちに「ジュッ!」とタレにくぐらせます。くぐらせる毎にタレにコクが出ますので、やはり大量調理で美味しくもなります。
4.ご飯を盛ってカツを並べましょう。ボイルキャベツを敷いた上にカツをのせても良いですよ。
※調理のポイント
濃い口醤油を使うと濃いめの色合いに仕上がります。保育園では、薄口の「かおり」を使用しています。タレに油が浮きますが、大人用はご飯にタレを少しかけても美味しいです。4人分8切れにしてみましたが、大人は数枚食べられます。適宜増量して下さい。意外と単純なタレですが、揚げたてのカツとの相性は最高です。また、揚げたてをタレにくぐらせることで、冷めても肉がおいしいままなのもたれカツの特徴でしょう。米粉パン粉でグレードアップしたヒレカツは衣がぬれせんべいのような風味です。