焼きたての焼き海苔

保育園の焼き海苔は、実は長野県の海苔屋さんから直接購入しています。以前は、市場で売っているものを提供していたのですが、もっとおいしい海苔は無いかと探していたところ、食育でご協力いただいた中央区礎町の寿司清さんにご紹介いただいたのが「株式会社 長野海苔」さんです。
こちらの焼き海苔、伊勢湾産の海苔を赤潮の発生に注意しながら三重県側、愛知県側と吟味して仕入れ、園から注文を入れるとその分を焼いて送ってくれる、まさに焼きたてのものを給食で提供できるようになりました。
海苔の仕入れには、お子さんのいらっしゃるスタッフの方が、「自分で食べたい、自分の子どもにも食べさせられる海苔」をモットーに仕入れて来られるとのこと、安全で美味しい焼きたての焼き海苔を提供することができるようになりました。
ちなみに、聖徳保育園で提供している焼き海苔は、寿司清さんで太巻きに使用しているものと同じものを提供しています。お寿司屋さんの海苔は、太巻き、細巻きとそれぞれ異なる海苔を使用していて、太巻きは具とご飯が多く入るので、海苔自体もしっかりとして、香り高いものが使用されています。長野海苔さんでは、寿司清さんの他にも新潟県内のお寿司屋さんに海苔を提供しているとのことです。
あるメーカーの海苔では、焼いた後出荷してから、消費者の元まで届くのに3ヶ月もかかるものもあるといわれています。しかし、保育園の海苔は、注文してから焼いていただき、2、3日後には園に到着します。また、アルミコーティングされた包装で冷蔵庫保管されているので、封切りはいつも焼きたての香りが広がります。しかも、直接仕入れにより流通の時間と中間マージンをカットし、価格も以前と変わらずに、数ランク上の高級焼き海苔を味わうことができるようになりました。子どもたちは海苔を手でちぎり、ご飯にかけて食べているようです。
こだわりの「焼きたて焼き海苔」のお話でした。

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