《人気献立レシピ》
「五目ひじきの炒り煮」
家庭料理で定番の「ひじきの炒り煮」も、給食献立になるとこうなります。最大の特徴は炒り玉子が入っていること。体に良いひじきに大豆、根菜類、キノコ類もたくさん摂れちゃいますので是非お試し下さい。
保育園では、こだわり食材の「一人娘」という大粒の銘柄大豆と国産ひじきを使用しています。子どもたちはひじきご飯が好きなので、酢飯を作って、さらに紅ショウガを細かく刻み「五目ひじきの炒り煮」を酢飯とまぜ、仕上に切り海苔と錦糸玉子をちらしてかんたん五目寿司もできちゃいます。さらに、それをいなり寿司の中身に使ってもまた美味しい! たくさん作って、いろいろな方法で食してみては、いかがでしょうか。大人にも子どもにも、体に良い献立です。
〈材料〉 大人4人分
乾燥ひじき‥‥25g
↑水にひたしもどす
ごぼう‥‥‥小1/3本
↑ささがきごぼうにする
筍水煮‥‥‥中1/3本
↑細切り
人参‥‥‥中1/3本
↑細切り
うす揚げ‥‥‥1枚
↑細切り
干し椎茸‥‥3枚
↑水で浸し、細切り(だし汁も使用)
前日より密閉容器で冷蔵庫で水に浸しましょう。
大豆水煮‥‥‥‥100g
ポークビーンズを参照して、水煮も手作りで作れます。少量なので、面倒な場合は缶詰や真空パック品が便利です。
油‥‥‥‥大さじ2
砂糖‥‥‥大さじ2
醤油‥‥‥大さじ2〜3
みりん、酒‥‥‥適宜
調理半ばに、炒り玉子を作りますので、下記の調理のコツを熟読しましょう。
玉子‥‥‥3個
砂糖‥‥‥小さじ1
油‥‥‥大さじ1〜2
あらかじめフライパンの温度調節用に、水分多めのぬれ雑巾を用意しておきましょう。では、フライパンに油をしき熱します。分量の砂糖を入れ、軽くかき混ぜた玉子を、弱火にしたフライパンにそそぎます。箸で混ぜながら、ホロホロ状にしていきましょう。絶対に温度を上げ過ぎないこと。マズいっと思ったらすぐにフライパンをぬれ雑巾で冷やしましょう。それが色よく仕上げるコツです。
では、調理をはじめましょう!
1.ごぼう、人参、筍水煮を油をしいて、炒める。
2.残りの具を入れさらに炒め、椎茸のだし汁を入れ、煮立ったら、調味料を入れ炒め煮する。
3.その間に、上記の炒リ玉子を作る!
4.ひじきの味を整えて、最後に炒り玉子をまぜて出来上がり。
※調理のポイント
大豆の水煮を作る場合は、朝から(夕食の場合)戻しましょう。大豆を煮る際には、ひたひたの水量で煮て下さい。前述のとおり、干し椎茸は前日より水に浸しゆっくり戻すと美味しいダシが取れます。アレンジが利くレシピです。キノコはしめじやエノキなどを足しても、また突きこんにゃくやしらたきを足しても体に良さそう、そして美味しいですね。ダシ汁には、さらに昆布からとったダシを加えても良いです。五目寿司もオススメです。酢飯を作る場合、お酢に砂糖を少量まぜ溶かした寿司酢を、固めに炊いた炊きたてのご飯にまんべんなくかけて、うちわで扇ぎながらしゃもじでしゃりきりし冷ますと良いです。